2006年4月5日水曜日

細木 VS ニート50人

夕食時につけたTVでたまたまやっていたのが

細木 VS ニート50人

本当にニートなヤツはTV局行きません。



「あなたたち、明日から働きなさいね」


番組ラストで細木が問いかけると
YES 37人(たしかこれくらい)
ちょ。待ってくれ。
これってフィクションなのか?
出演者は全員タレントなんだろうか。
全国ネットで「私はニートです」で顔出しして、その場で「明日から働きます」はないだろう。
しかもなにか勘違いしている。
裕福で無責任だからニートなんじゃなくて(まぁそういうマレな子だけ報道されるが)
今の社会システムに落胆している子がニートなわけで、実は狩猟だったり、農作業的なことは嫌いじゃなかったりする。
これには根拠と確信がある。
彼らは(ボクも含むが)

ネトゲ(オンラインゲーム)上では単調な作業を何時間も繰り返すことのできる集中力と勤勉さ

を持っているのだ。
皮肉じゃないよ。
だってゲームじゃん。ではなくて、本質を見て欲しい。
動物や自然と協調していた時代なら、彼らはまっとうに頑張っている、という気もしないでもない。
えっと、なんだっけ。
ああ、細木数子とニート50人か。
演出は面白いが、ウソはいかんだろう。と思ったりする。


■ニートな話
NEET=無生産市民。実は金銭を得る仕事に従事していない人を指す。
つまり、学術的には専業主婦なんかも含まれるわけだ。
日本の常識でいうと「働く意思がない若者」を指す。
この数が極少数ではなく年々増加。社会問題として取り上げられている。
知り合いの年配者に言わせると
「おれらの年金で食ってる若者が許せねぇ」だそうだ。
というか、そんな社会を作った自覚はないようだ。
お年寄りは尊敬しよう。
社会問題は何が原因で起こるのか、そしてその対策はなにか。
もっと素直に考えよう。
フェアトレードな世界(実際はありえないからバーチャル)では彼らはとても優秀である。

2006年4月3日月曜日

閉塞感

「生産活動や暮らしを豊かにする活動の評価が高い世の中はつくれないのかのう」と嘆く話。


なんの生産活動もしないで金を動かしてるだけなんて笑わせるな

たぶんこんな内容。
外資に国債を滅茶苦茶にされて金ちゃん(サラリーマン金太郎)が叫んでいた。

まったくだ。



農作物だったり、生活必需品だったり、文化だったり、かつての村のように生産活動で社会を形成するのとはちょっと違う
不自然
オーストラリアは4%、アメリカは金利5%ぐらいらしい、これはつまり
1億円もってたら年間500万円入るわけだ(いろんな要素はとりあえず考えない)
近所はいまだ建設ラッシュで、不動産をやっているお隣さんは
「2億の物件で数千万円お礼もらっちゃったから300万円かけて旅行いってきた」
と話をしている。
そんなときに思うのは「110円の缶コーヒーをけちる」友人。
いじらしい。
そしてボクはただ寝転んで空をみる。
誰かが得すれば誰かが損してる。
パワーバランスが混ざりフェアトレードでないところに資本主義の闇とうまみがある。
アンフェアな世界で勝ち続ける勝者がいる構図は社会全体の不満を煽り、
自由があるように見せかけて勝者は揺るがない閉塞感がすでに日本中に影響を与えている。
資本の貸し借りや売買手数料でボロ儲けできる構図ではなくて、
生産活動や暮らしを豊かにする活動の評価が高い世の中はつくれないのかのう。
とりあえず今日は奮発して缶コーヒーを買うことにした。