カブロボ「スーパー株ロボを作ろう」という本を買ってみた。
現在第一回大会が開かれており一位は
5億円で実運用されるリッチな企画だ。
■よくわからなくてもなんとかなる。
登録できるロボットは
JAVAでプログラムしたロボ:5体
汎用ロボ(設定を選ぶだけ):5体
の
計10体で9/11現在は
964体登録されている。
特に汎用ロボは設定を選ぶだけなので株を知らなくてもなんとかなった。
公式サイト2006年9月29日18時まで登録受付中である。
とはいえ本戦は8月1日から始まっており、今から参加しても10位入賞は厳しい感じだ。
登録が遅かったので、シャープレシオ(日毎の利益率?)だけは2位と4位に食い込んでおり、なかなかの成績である。
■TIPS
実は最初は「スーパー株ロボを作ろう」という本に掲載されているJAVAサンプルをそのままアップしてみたのだが、NULL Pointerエラーが発生した。付属の20株データではエラーが出ないのだが、本サーバーの500株データではどうやら一部のデータが空っぽ(NULL)のためエラーが発生するみたいだ。
解説本もそのあたりが不親切な気がする・・・。試してみたけどエラーが出てしまい登録を断念した人もいるのではなかろうか。
解決方法は
try{}
catch{}
構文でエラー発生を無視するようにプログラムすればよい。
ちょっとわからない人はJavaの登録はやめて汎用ロボだけで十分じゃないかな。
■シロウトですが、儲かりそうな予感
実際にバックテスト(過去のデータを元に株運用テスト)をしてみたところ、まずマイナスにならないとわかった。それは純粋に日経株価平均が右肩上がりだから、普通にやっていれば得するということだ。
ちょっとわかりにくいかな・・・。
例を出すと、競馬はテラ銭を
40%(ほんとは25%くらいらしい。ボクの勘違い)取られていることはご存知だろうか。
つまり、馬券収入が
1億だったら、そこから
4000万円は運営費として取られて、残りの
6000万円を配当で分配している。つまり、主催者であるJRAは損しない。また、サイコロのように偶然だけで馬券を買った場合、資金は
0.6倍に限りなく近くなる。つまり損するように出来ている。それはパチンコや宝くじも例外ではない。バクチとはそういうもんだ。
だがしかし、株はゼロサムゲーム(合計が決まっている)ではなく、上限そのものが増加している限りやればやるだけプラスになる(はず)ようにできている。逆に言えば全体がマイナスに向かっているときは基本的に損をするということになる。
なるほど。金持ちは更に金持ちになるわけである。
よく株で破産する話も耳にするが、空売りで失敗したり、生活資金をすべてつぎ込んだからだと思われる。いくら儲かるといってもギャンブル要素はあるので余力資金でやるべきなのだ。
ちなみに
5000万円を仮想で2年間テストしたところ
7500万円になった。実際は税金と手数料を引いて
2000万円ほどの利益だと思うが、それにしてもかなりの額ではないか。不労所得で年収
1000万なら万々歳である。
恐るべし、株。
■あとがき
脱線してしまったが、カブロボコンテストは損するわけでもなし、試してみるのも一興ではないだろうか。
なかなか面白いもんだ。