2007年9月7日金曜日

ヘルパー2級講座 3日目

■福祉理念とケアサービスの意義
■サービス提供の基本視点

続きは↓


■福祉理念とケアサービスの意義

自立支援


援助しすぎると依存化してしまうので意欲のアセスメントを行い、自立意欲を引き出す

ケアサービス


リハビリというより、残存機能を生かしたケア(低下を防ぐこと)に主点がおかれる

■サービス提供の基本視点

F・バイステック 7つの原則



  1. 個別化(固有な個人としてとらえる)

  2. 意図的な感情表出(感情表現を大切にする)

  3. 統制された情緒的関与

  4. 受容

  5. 非審判的態度

  6. 自己決定

  7. 秘密保持



■用語など
アセスメント   事前調査、情報収集
ADL       日常生活動作

■コメントなど
どんどん手抜きになってますが、「介護の心構え」の話でした。
余談ですが歴史を振り返っておくと、
1874年(明治7年)公布の恤救規則(じゅっきゅうきそく)が我が国初の福祉制度で、経済的困難者に対する米、金などの支援からはじまりました。
また、利用者が福祉サービスを自己決定できる契約制度になったのは介護保険制度からであり、2000年以降(近年)になってからです。
まだまだ福祉制度は発展途上といえます。
いやはや、なんというか「福祉を充実させます」と票集めしている政治家の方々もぜひ受講されてはと思いました。
公明党でしたっけか。介護予防に全国100か所以上老人向けのスポーツジムを立てるとか言っていたのは。
アホです。
現状を少しでも把握されていればそんな税金の無駄遣いを思いつきようがないんですがねぇ。
と、個人的な感想。
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2007年9月6日木曜日

ヘルパー2級講座 2日目

今回は
■高齢者保険福祉の制度とサービス
■障害者(児)福祉の制度とサービス
について。

歴史的背景の説明は結構眠くなります・・・。
つづきは↓



■高齢者保険福祉の制度とサービス

高齢者保険福祉施策の流れ


1 ・老人福祉法時代 (1963~1981年)
  特別養護老人ホーム27か所、デイサービス30か所と一部の人しか利用できなかった。
  医療費は無料
2 ・老人保険法時代 (1982~1989年)
  医療費の一部負担導入
  特別養護老人ホームに入所するより病院に入ったほうが安く、個室が使えるため、
  高齢者の多くが病院に入院する社会的問題が起きた(社会的入院)
3 ・老人保険福祉政策の時代 (1989~1999年)
  ゴールドプラン策定 サービスの必要量を推計した
  また、寝たきり老人ゼロ作戦を展開
  福祉関係八法改正 と、思い切った改正を行ったが見通しが甘く、
  1994年には「新ゴールドプラン」  まだ見通しが甘く、
  1999年には「ゴールドプラン21」 と再三サービス見込み量の推定を行っている
4 ・介護保険政策の時代 (2000年~)
  今までの問題点「保険福祉事務所がサービスを一方的に決めていた」
  「特養に入るより病院の方が安かった」問題を改めた。
  老人福祉制度は一部を除いて措置制度から契約制度になり利用者に選択権が生まれる

■障害者(児)福祉の制度とサービス
障害者福祉は大きく3つ
・身体障害者
・知的障害者
・精神障害者

に分類される。
障害者数 世界規模では、総人口65億人のうち10%にあたる6億5千万人が障害者と言われている。
日本は約5%、20人に一人が障害者らしいが、世界基準の「活動制限」「参加制約」を含めるともっと増加すると言われている。
ぶっちゃけていうと、重度のひきこもりなども障害者に含まれることになる。

法制度


1950年に「身体障害者福祉法」「精神衛生法」が施行され、
「知的障害者福祉法」は10年もあとになり1960年に施行されている。
この背景に戦傷者の問題がある
2006年に「障害者自立支援法」施行
  障害施設の一元化
  サービス利用の原則1割負担
など、将来的に介護保険を合併したい国の意向がうかがえる内容となった。

■参考 / 用語 など
ノーマライゼーション    差別しない という意味
アリセプト           認知症治療薬として注目されているが、効果が微妙なのと、投薬をやめると一気に症状が悪化すると言われている
ユニバーサルデザイン  バリアフリーに置き換わる用語。デザイン対象を障害者に限定していない点がバリアフリーと異なる。障害者だけでなく、妊婦や高齢者など様々な方にもやさしい設計を考慮する
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2007年9月4日火曜日

ヘルパー2級講座 初日

今日からヘルパー2級講座のはじまり

復習も兼ねて個人メモを残していきたいと思います。

■ヘルパー2級講座について
ボクが受講しているのは
社会福祉法人 八寿会 特別養護老人ホーム みどりの園」主催の講座です。
なんと受講料が35,000円です。

ニチイ学館が主催するヘルパー2級講座が94,248円
その他自治体が支援する講座も6万円前後がほとんどなのと比べるといかに格安かわかります。また、格安ですが講義内容が他と劣っているわけではありません。講義内容について自治体の認可が必要なので基準は網羅されており、ちゃんと資格を取ることができます。

前置きはこの辺にして、実際の内容は↓



■訪問介護サービス概論

長寿化が生んだ介護ニーズ


総人口のうち65歳が7%を越えると高齢化社会と言われる中、日本は高度な医療による延命と少子化により、わずか24年足らずで14%を越える超高齢化社会に突入した。
2027年には28.7%と推測されている(現在20%前後)
で、 ホームヘルパーが必要というわけ。

ホームヘルプサービス3本柱


・身体介護  食事、排泄、入浴など
・生活援助  調理、洗たく、掃除など
・相談/助言  介護に関すること

で、家政婦とは違うので、来客の応接や洗車、家具の移動、大掃除、特別な手間をかける料理などは原則として行わない。

介護サービス情報の公開


介護情報サービス かながわ
ここで様々な情報がみれるらしい?

■ホームヘルパーの職業倫理
倫理綱領

  1. 利用者の利益優先   読んで字の如く

  2. 個別性の尊重      ステレオタイプに当てはめず毎回新しい案件と捉えるべし

  3. 受容            全てを受け入れろ

  4. 秘密保持         知りえた個人情報を漏らすな


どの職業にも通用する内容ですね。

■まとめ
ヘルパーは必要性も要望性も高いが給料が安いので人が集まらないw
でも、ほんとに必要なんですよ・・・・国が積極的に援助していかないと大変なことになります。
で、講義のほうですが、まだ初日で概論なのでさらに突っ込んだ話は先になりそうです。
明日の予定は
・高齢者保険福祉の制度とサービス
・障害者(児)福祉の制度とサービス
です。
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2007年9月3日月曜日

サーバーを移転しました

平塚情報局を掲載しているサーバーを「エックスサーバー」から



「さくらインターネット」に移転しました。




また、MovableTypeを3.3から4にアップグレードしています。


■Movabletype3.3 から Movabletype4
さくらインターネットの契約は特に問題もなく、スタンダードで一年間約5500円を払って完了。
ボクは急いで契約してしまいましたが、一か月間無料期間があるのでこれから導入する方はじっくり試されてからがいいかと思います。
手間取ってしまったのがMovabletypeの移転です。
まずさくらインターネットのDB指定です。
mt-config.cgi を修正して
DBHost mysql00.db.sakura.ne.jp (00は任意の数字)

DBの指定を行います。エックスサーバーは指定なし(デフォルト)で平気でした。
次にDBデータをエクスポート、インポートして移します。
このとき、movabletype3.3と4ではテーブル構成が違うので、3.3で最初に行います。
データが移行できたら、4を起動するとDBがアップグレードされます。
面倒なのがテンプレートの移行です。
具体的に変更があったのはカテゴリ表示のタグだけでしたが、
4のテンプレ編集画面は色つきで見やすくなっている代わりに、コピー&ペーストで文章を移すと改行が消えてしまいます。
一行一行改行して、インデントを揃えました。非常に時間がかかる作業です。

■課題
おかげさまでほぼ元通りになりましたが、グーグルアドセンスの広告が消えてしまいました。
この広告が更新の励みになってるんですがねぇ(^^;
2,3日様子をみてからメールで問い合わせてみます。
以上近況報告でした。