2006年10月15日日曜日

マブラヴ オルタネイティヴ

■マブラヴ オルタネイティヴ

マブラヴ オルタネイティヴ

心待ちにしていた一作。ついにやることができました。
発売したのは2006年2月24日なので半年以上も遅れてしまいました。
悲願達成というところか。

本作品は18禁だけに留まらず、全年齢版が発売されているので安心してプレイしてくださいw

また感想をグダグダ書く前に一言だけまとめておきます。

ありがとう。これだけの作品に生涯何度出会えることか。



以下はグダグダ書きです。


■簡単な概要
参考までにと当ブログを読んでくださっている方に簡単なあらすじをお話しすると「人類の存亡をかけてガンダムのような戦術機に乗った主人公たちがBETAという侵略者と戦う」お話です。
シチュエーションは「エヴァンゲリオン」を想像なさってもいいかと思います。
しかし驚くべきは、
・鬱といっても過言ではない主人公たちの心理描写
・「エヴァンゲリオン」のように謎を謎のままにせず、苦悩さえ読み取れる緻密なストーリー、および技術設定
・満腹を超えてアージュ(発売元会社)の採算すら心配してしまうボリューム。映画10本分くらいあるんじゃないかしら。
・TVアニメを彷彿させる徹底した動画、画面効果
・熱過ぎるJAMプロジェクト(景山ヒロノブさんら)による主題歌
などで練り上げられたゲーム史に残る王道ADVということでしょう。

■まぁダラダラと。
いや~、久々に熱中しました。95点あげたい。
実はやや前に「ひぐらしの鳴くころに」を完結編(最終話)までやったのでちょっと比較させてもらうと、
両作品とも平行世界と時間ループをメインギミックに起用している(話の展開に利用している)のですが、「マブラヴ オルタネイティヴ」の方が時間も金も費やしている分さすがといったところです。ボクは「ひぐらし~」も大好きなのですが、最終話はぶっちゃけグダグダというか

中学生が書いた冒険活劇

のようになってしまいやってるほうが逆に照れてしまうような展開がありました。
その点「マヴラブ」の方がうまく切り抜けて、我々プレイヤーの感情移入を維持しているかと思います。
とはいえ、ロジック的に「これはどういうこと?」という点がなかったわけではありません。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、ロジックの破綻は物語の完成度を損なってしまいます。まぁ、些細な破綻が気になるぐらい完成度が高いという裏返しですが。
ともかくお勧めです。
ボクではなくて文部省が推薦したほうがいいくらい「心理描写、内面に向き合い人間的に成長するとは何か」に力が入ってます。
いや~日本に生まれてほんとに良かったなぁ。
これからも良質なゲームが世に送り出されることを熱望しています。
次回作も楽しみです。

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