2006年7月20日木曜日

ハウルの動く城

■□■□ 【DVDレビュー】 ■□■□

『ハウルの動く城』
出演: 倍賞千恵子, 木村拓哉, 美輪明宏, 我修院達也, 神木隆之介  監督: 宮崎駿 2005年公開

はじめにGEOの話から
geo-2006.gif

ひさしぶりにGEOでDVDを借りました。毎週火曜日に半額セールをやっていたときは週一で通っていましたが、現在は毎月10日のみ半額です。残念・・・。他のレンタルショップも開拓しないといけませんね。


■まとめ借り
せっかくの月一の半額デーなので大量に借りてみる
・ハリーポッター「炎のゴブレット」
・スチームボーイ
・宇宙戦争
・CUBE ZERO
・ハウルの動く城

あとなんだっけ。を借りました。もちろん全部みたのでまたネタにすることもあるかもしれません。

■ハウルの動く城
見終わってから気づいたのですが7月21日の金曜ロードショーでTV放映されますね、ハウル。ちと失敗してしまいました。
まぁ気を取り直してヨタ話。
正直なところ、ジブリ映画で好きなのは「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」です。アニメだからこそできる自由な発想と夢、そしてなによりもわかりやすいストーリーで楽しませてくれました。「そうだそうだ」と共感してくれる方も数多くいらっしゃると思います。引き換え、駄作と一部では囁かれている「ハウル」ですが、ぶっちゃけストーリーがわかりにくいんですよね。決して単純明快ではない。だからスカッとしないです。
ただ作品を見ながら「駿は芸術家だな」とは思いました。ピカソが晩年に抽象的な絵を描き出したのと同じように、アニメの可能性に真っ向から取り組んでいます。伝えたいメッセージがあって、かつアニメならではの自由な発想、表現。それが誰にでもわかる域から外れ哲学じみているだけなのかと。
子供の持つ創造力、自由な解釈の幅を広げてるんですね。動画でありながら絵本なのです。
駿はロリコンから進化してエディプスコンプレックス、そしてメタモルフォーゼへと変遷。
簡潔にいうと「幼児化」したのかと思います。それに相反するアンチ戦争のメッセージ。
やはりこれは現代人に向けた絵本なのでしょう。
その先を見てみたい。
息子(GOROU)に託して引退せず、駿にはまた作品を作って欲しいと思います。
ハウルの動く城ハウルの動く城

戦争なんてくだらねーぜ。オレの歌を聞け?
悪魔と盟約した魔法使いも恋の魔法には勝てないってことかな

■こんな気分のときお勧め[ 絵本を読みたいとき ]

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