2005年6月18日土曜日

CASS

■□■□ 金曜日は【得する情報】 ■□■□
「CASS」

CASS

アンケートサイトです。先週取り上げた「チャンス2メール」を運営する「Cyber Brains」様のコンテンツですね。

さて今回も体験結果をご報告します。
「平塚情報局」は検証サイトなので「褒めてばかり」はいませんよ!



■どんなサイト?
「チャンス2メール」と連動しており、メールでお知らせがきます。また、サイトに掲載されているアンケートに答えるとポイントがもらえる仕組みです。ちなみに
アンケートにご回答いただくと、アンケートの内容により 最大500ポイント獲得できます。
と告知がありますが、1~5ポイントが標準です。
取得したポイントは「チャンス2メール」と合算なので、そのポイントをさらに「CMサイト」と合算して使えます。
■なにが問題なのか
実際にいくつかのアンケートに答えてみたのですが、非常に危険な質問がありました。なにかというと、個人の性向、嗜好に関わる内容についてです。
■個人情報について考えてみる
近頃騒がれている「個人情報保護法」はみなさんもご存知だと思いますが、個人情報について考えてみたことがありますか?正直なところ、学校の名簿であったり、レンタルショップの会員情報であったり、クレジットカードであったり、通信販売であったり、
名前、性別、住所、電話番号
などの基本情報は今更流出は防げないのが現状です。
考えてもみてください、ムリですよ。人として社会と関わっている以上、基本情報は流出します。
では、なにが問題かというと、

「入手されると不利益につながるであろう個人情報」

が流出することです。具体的に「CASS」の質問項目にあったのですが
私はいままでに、それまでの自分では考えられないような行動を突発的にとったことがある [はい・いいえ]
などの質問です。
おわかりになりますよね?
「あなたは車を持っているか?」という質問とは明らかに次元が違います。
漫画「サイコ」で自殺メンバーを選別する際に、教師が特定の傾向を持った生徒をみつけるためアンケートを行い「深爪」する女の子たちをターゲットにするシーンがありましたが、詐欺、訪問販売においてもある特定の傾向を持った人をターゲットにする手法は普通に使われています。
本人が任意で回答したからいいんだ。
ではなくて、そんな危険な質問を通常のアンケートに混入している「CASS」には慎重になってください。
個人情報+性向を入手されることは、一部の人間にとってはその時点で「網にかかった」状態です。ぜひ冷静さを持ちつつ、アンケートに答えてポイントを貯めていきましょう。


■備考
※たかすけは「認定心理士」の資格を持っています。
また、CASSについての危険性を書いていますが、CASSを否定するものではありません。
実際にいくつかのアンケートに答えていますし、これからも回答します。

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