2005年6月30日木曜日

タナー【ひらつか地域通貨】

タナー
「100タナーと300タナー」

今回はじめての試みとなる七夕限定ひらつか地域通貨「タナー」
たかすけも買ってみました。

ポイント
利用期間: 2005年7月6日(水)~31日()
前売割引: 7月5日(火)まで5%引き
利用店舗: 加盟店と外国籍市民による「お国自慢料理店」のみ有効。露天では使えません。


なかなかデンジャラスな雰囲気を醸し出しています。
ワクワクしますねー。


■地域通貨の可能性
現在、日本国内140箇所で発行されていると言われる地域通貨。
これまた根本的な問題ですが、わざわざ発行する必要があるのでしょうか。
たかすけ的にはアリアリです。
理由として
1) 地域コミュニティーの構築に役立つ。
 なんてったって金ですからね。方言と同じく郷土の連帯を強めます。
2) 地域貢献に対しての謝礼に使える
 エコマネーですね。これが地域通貨の真髄。
3) 地域内循環で無利子
 ボクは詳しくありませんが、経済学的に言って安定するそうです。(貿易赤字やら資本の流出がないという意味でしょうか)
が挙げられます。
特に 2)に注目! これがほんとに機能すると物凄いイイ街になる予感。
つまりですね、普段ならポヤーっと日向ぼっこしてるおじーちゃんが、自主的にゴミ拾いしたり、自警団のパトロールしちゃう。そのあと配給された地域通貨で缶ビールを一本飲む。
ささやかな報酬があればみんなやる気になるわけです。

■地域通貨の問題点
過去のケースからの考察です。
1) 規模
 地域の多くの人に賛同してもらわなければ機能しません。自治体レベル(平塚市)のバックアップが望まれます。
2) 運営
 地域通貨の管理問題です。通貨には紙幣発行方式や通帳記入方式がありますが、誰かが管理しなければいけない。やはり信用面も含め自治体レベル(平塚市)のバックアップが望まれます。
3) 偽造
 偽造が罪になるのか。という問題です。非常に危険なネタを扱っています。どういうことかというと、日本の法律上、国の認可のない地域通貨を偽造した場合、その偽造者に対して刑罰が発生するのかという話です。仮に罪にならないとしましょう。抑止力がありません。その場合、高度な管理能力と紙幣発行技術が必要になります。もしくは地域通貨の価値を極端に下げざるを得ません。ほぼ無価値にしてしまったら子供銀行券と変わらないでしょう。


■今回のタナー
ざっと地域通貨の可能性と問題点について(たかすけ視点)で考察してみましたが、今回実施するタナーは試験的なもの(七夕オンリー)ですので地域通貨としての条件は満たしていないと言えます。ただ、商店街の感触を確かめる意味でとても意義があるでしょう。
ざっくばらんに言いますが「地域貢献に対しての謝礼」と「循環性」のない地域通貨は

地域振興券、または金券とかわらんのです。


タナーは地域通貨への足がかりであって、次につなげないと意味がない!
みんなで応援しちゃりましょう(タナー買ったぞ)
#たかすけはタナーを応援しています。

2 件のコメント:

  1. 考えたくないんですが七夕だから「タナー」?
    えぇぇ(´・ω・`)ぇぇえ

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  2. だと思うぞい。
    わかりやすくてイイなー。
    2CHの「モナー」を想像してしまう。

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