「危険な遊び」
「ホームアローン」のマコーレー・カルキン、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッド競演のサイコサスペンス。
そんなに怖くないのですが、やっぱり怖い。なんていうんでしょう。マコーレー君が少々現実離れしているので、浦沢直樹の漫画「MONSTER」に出てくるヨハンを連想させます。怖さで言えば前回紹介した「ミザリー」が上ですが、こちらのほうが残虐性が高いかと。刮目すべきは天才子役の2人、見事に悪と正義を演じているため、たいしたことはしていないのにイライジャ君を応援したくなります。
天才を使って良かったなぁとほっとする作品です。天才といえば妹のコニーちゃんがとてもカワイイです。それもそのはず、コニー役のクィン・カルキンはマコーレー君の実妹だったんですね。
不満な点は「なんでそうなってしまったのか。」といった原因が説明されておらず、マコーレー君の悪魔っプリが浮いちゃってるんです。ちとチープな気が。
そうでもないですかね。病的であることに理由はいらないのかもしれません。
バモイドオキ神降臨! もはや空想の産物ではない |
#例によってあらすじを書かないのがこのブログのよいところだと思っております。
■こんな気分のときお勧め[ うちの子が悪魔かどうか見極めたいとき ]
こんにちは。TBさせていただきました。
返信削除マコーレー君がどうしてそうなってしまったかですが、私には「お母さんを独り占めしたかった」というふうに思えました。
妹や弟に母を取られてそれに対する反抗なのかな…と。
真実はわかりませんが(^^;)
>らくさん
返信削除コメント&TBありがとうございます。
動機はそうなんですよね~。漫画「サイコ」でカニバリズム犯をプロファイルした際に、動機は「食欲」とさらっと言うシーンがあるのですが、「食欲」や「独占欲」で殺人しちゃうところが既に病んでいる風味(^^;