2005年5月31日火曜日

ペット火葬 2

■□■□ 月曜日は【福祉活動や生活に関する情報】 ■□■□

先週に引き続きペット火葬についてレポートします。

みーちゃん
白峰寺の待合室にいた「ミーちゃん」


前回(5月23日)の記事では、平塚市が運営している環境事業センターを取り上げました。ポイントは
・個別火葬ではない
・値段が安い
点です。

しかしながら、ボクは
・個別火葬
・命に対して配慮がある
ことを重視したかったので民間業者も探してみました。

ちなみに平塚市では、ペット火葬を市が運営しているため業者の認可が下りにくいようです。



■移動火葬車か、現地火葬か。
インターネットで検索し、良さそうな業者を絞り込みます。
候補にしたのは以下。
「ファミリーペット・ソサエティー」
ホームページ上に写真が多く掲載されており、セレモニーカーにこだわりが感じられた。他業者に比べ料金が安い(25000円)
「白峰寺動物愛護の会」
ホームページ上に写真が多く掲載されており、敷地が広かった。
さて、この2つ、全くスタイルが異なります。
「ファミリーペット・ソサエティー」さんの方はセレモニーカー(移動火葬車)による葬儀、「白峰寺」さんの方は人間の供養に近い葬儀です。
どちらが良いでしょう。
うちは家族の墓が土屋霊園にあるので、その場所で葬儀を行ってもらいたく「ファミリーペット・ソサエティー」さんにお願いすることにしました。しかし、電話確認したところ「セレモニーカーが5月末まで使用できない」とのこと。応対もしっかりしており、好感が持てたのですが、

そんな大事なことはホームページに掲載してください!


それならと「白峰寺」さんに決めました。


■レポート
場所は平塚から行った場合、田村十字路を寒川方面に曲がり、国道47号線沿いにあります。
実は迷いました。YAHOO地図
地理に詳しい方は湘南銀河大橋を使うと混雑に巻き込まれないかと思います。
入り口
入り口
敷地内に入り、ひときわ目立ったのが観音堂
観音堂
観音堂
普通にお寺ですね。敷地外には人間用の墓地もありました。
受付で31500円を払い、準備が整うのを待ちます。予約は15:00だったのですが、14:15ぐらいに到着し、ペットとの最後のお別れをします。このとき待合室にお寺のペット?「みーちゃん」がやってきました。(写真は冒頭参照)少しくしゃみをしていたようです。しばらく構っていると、ペット動物病院で働いている妹に後で手を洗うよう注意されました。犬猫の世界も病気は大変ですねぃ・・。
■15:00 お別れ
お坊さんがやってきて簡単な読経をします。3分程度で帰っていきました。ちと厳格というか。
そして出棺。さらばー。
■15:15 待ち時間
火葬が完了するのを待ちます。その間に納骨堂を見せてもらいました。かなり立派な納骨堂でおそらく数万匹が納められています。サザンの桑田佳祐さんの愛犬もこちらにいるそうです。
■16:00 骨拾い
骨壷に骨を納めます。意外と頭蓋骨が大きかった。賢いワンコだったからねぇ。ホロリ
■16:15 撤収
最後に事務局に挨拶をして帰宅へ。納骨堂へは納めず、持ち帰ることにしました。


■納骨事情
現在遺骨は家に持ち帰り安置していますが、いずれ納骨をしなければいけないので調査を続行しています。近隣の方々のお話を伺っているところです。ビジネスとして成り立っているため、納骨したお寺によっては毎年多額のお布施を要求するところもあるそうですね。それは何かがおかしいと思いませんか?
今回火葬をしていただいた「白峰寺」さんも納骨に力を入れているようでした。大法要の際に芸能人を呼ぶぐらいですから、年間固定で1億円以上の収入になっている気もします。(火葬は丁寧に行っていただきました)株式会社として営利追求の一面もあるのでしょう。(ホームページ上では宗教法人とありますが、株式会社とおっしゃっていたので別会社をお持ちなのかもしれません)
慈善とビジネスの境界線は難しいですね。
みなさんも良かった葬儀屋さんや納骨に関する情報お持ちでしたら、ぜひ、コメントやご連絡をお願いします。

2 件のコメント:

  1. ペット霊園って認可はいらないんですよ。
    自由に始められますよ。認可制の業種ではないんで。
    よく調べておっしゃった方がいいですよ。どうでもいいとは言っても

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  2. >kimikoさん
    おっしゃるとおり霊園に関して認可は必要ありません。
    認可云々は火葬場についてです(本文を読んでいただけばわかりますよね?)
    「霊園に許可が必要」とは言及していないのでもう一度本文をお読みになっていただけると幸いです。
    参考になるのは平塚市議会議員「松本とし子」さんのコメントです
    http://www.matsumoto-toshiko.jp/action/data1/050213-215707.html
    <記事抜粋>
    平塚市では、市として火葬業務を行なっているので、新たに営業したいという申請があっても許可しないといっています。
    と、回答した上で一言。
    よくお調べになってくださいね。
    乱立に対して法的措置がないのは確かですが「平塚市は許可していない」と平塚市議会員の方が言及しているのを元に記事を書いています。
    専門家ではないので詳しくは市議会員議員さん、もしくは平塚市に直接お問い合わせください。

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